迷惑メール、ドキッとしたことありませんか?

2019年6月19日

いまだにあとを立たない迷惑メールですが、実際にウィルスを受け取ってしまったり、怪しいサイトに誘導されそうになったりという経験、ありませんか。
特に金融関係からのメールやショッピングサイトからのものだとちょっと動揺しますよね。

これまでに一体どんな迷惑メールがあったのかというと
・「office 365」の通知を装ったメール
・「メルカリ」を装った詐欺メール
・新元号便乗の詐欺メール
・「三井住友カード」 受信者の名前入り詐欺メール
・「Amazon」を装った詐欺メール
・ビットコインを要求するハッカー偽装の詐欺メール
・「Apple」を装った詐欺メール
・「マイナンバーの更新」を求める偽装メール
等々。
これはほんの一部ですが、非常に巧妙で一見本物と見紛うメールが多くなっています。

googleのgmailなど、迷惑メールの判定に優れたものもありますが、それでも 全ての迷惑メールを見分けることはできません。となれば、自身で見分けるしかないんですが、 これがそう簡単ではないんです。

見分け方については検索をしていただければ多くのサイトが出てきますが、 基本的なこととして差出人のドメイン(@から後の部分)に不審な部分はないかという点。 さらにヘッダと呼ばれるメールを構成している部分の解析(ちょっと面倒ですが)。 ここまでやれば概ね被害は避けられるかもしれませんが、100%ではないとのこと。
ドメイン部分はまだしも、ヘッダの解析に関してはスマホ等ではさらに難しく、ちょっと一般的ではありませんね。
しかも100%ではないし。

迷惑メール対策参考ページ
一般財団法人 日本データ通信協会(JADAC)の迷惑メール相談センター
「迷惑メール対策をはじめましょう」
https://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/taisaku/index.html
「Eメールヘッダ情報の確認方法」
https://www.dekyo.or.jp/soudan/contents/ihan/header.html#au

「あなたの口座が凍結されました」のようなメールがきたらドキッとします。焦りますよね。
そんな時は落ち着いて、怪しいメールが届いたら開封せずに、
「先方にこちらから連絡を取る」
というのが最も良いということですね。 特にこうした、受信者がもっとも困るような件名のメールが来たら、開封前に一旦落ち着いて行動しましょう。

次回は「特定電子メール法」について、メールを送る側の注意点を考えてみます。